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江戸時代に鎌倉の観光名所として定められた橋で、それぞれの橋に多くの歴史や伝説が隠されている。 『新編鎌倉志』選定の名数。 |
歌ノ橋 |
夷堂橋 |
歌ノ橋は、源実朝に無罪放免にしてもらった渋川刑部六郎兼守が架けたという橋。 夷堂橋は、本覚寺門前に架けられた橋で、名の由来は橋のたもとに源頼朝が幕府の鬼門除けのために創建した「夷三郎社」(夷堂)があったことによる。 歌ノ橋と夷堂橋は、「かながわの橋100選」にも選ばれている。 |
筋違橋 |
琵琶橋 |
筋違橋は、和田合戦や宝治合戦の舞台となった橋。 琵琶橋は、鶴岡八幡宮の一の鳥居から二の鳥居の間の琵琶小路に架けられた橋。 |
逆川橋 |
乱橋 |
逆川橋は、下を流れる逆川が海とは反対方向に流れているため、この名が付けられた。 乱橋は、新田義貞が鎌倉に攻め入ったときに北条軍が乱れ始めた場所らしい。 |
針磨橋 |
裁許橋 |
針磨橋には、針金を磨いて針を作る老婆が住んでいた、あるいは、極楽寺塔頭に住んでいた我入道という僧侶が針を磨いていたという伝説が。 裁許橋は、問注所での裁判の結果、無罪放免となった者が渡った橋らしい。 奥州平泉へ向う途中の西行が源頼朝に声をかけられた橋とも。 |
勝ノ橋 |
十王堂橋 |
勝ノ橋は、英勝寺を建てたお勝の方(英勝院尼)が架けた橋。 十王堂橋は、近くに十王堂があったためこの名がついた。 |
十橋のほかにも二ツ橋、大御堂橋、宝戒寺橋、東勝寺橋、琴弾橋などの知られた橋がある。 |
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