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「勝ノ橋」は、壽福寺の門前に架けられていた橋で鎌倉十橋の一つに数えられている。 英勝寺を建てた「お勝の方」(英勝院尼)が架けたので「勝ノ橋」と呼ばれていたという。 写真は「勝ノ橋」の橋標。 |
鎌倉十橋 鎌倉十橋MAP |
お勝の方の先祖は、戦国武将の太田道灌。 1590年(天正18年)、豊臣秀吉が小田原北条氏を滅ぼすと、関東は徳川家康が治めることとなった。 江戸城に奉公することになったお勝の方は、「お梶」と名乗っていた。 やがて家康の側室となり、関ヶ原の戦いや大坂冬の陣、夏の陣に従軍し、家康が戦いに勝利したことから「お勝」と呼ばれるようになったという。 家康から最も愛されたといわれ、家康亡き後は英勝院と号した。 先祖太田道灌の邸跡の一部を幕府から払い下げてもらい英勝寺を建立している。 |
橋標横の庚申塔には、川上藤沢宿・川下八幡前と刻まれている。 |
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