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針 磨 橋
(はりすりばし)


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針磨橋


 針磨橋は、極楽寺川に架かる鎌倉十橋の一つ。

 針金を磨いて針を作る老婆が住んでいたのでこの名がついたといわれる。

 別名、「我入道橋」とも呼ばれ、極楽寺塔頭に住んでいた我入道という僧侶が針を磨いていたからという説もある。



針磨橋


 かつては橋のたもとに石碑が建てられていたが、現在は案内板となっている。



リンクボタン鎌倉十橋

リンクボタン鎌倉十橋MAP





 鎌倉時代、七里ヶ浜は砂鉄の採集場であった。

 特に極楽寺川、音無川の河口で砂鉄が多く採集できたという。
 そのため、鎌倉では刀などの鍛冶産業が発展したのだといわれている。

 鎌倉の鍛冶職人の代表は、名刀正宗で知られる五郎入道正宗。

 鎌倉に屋敷を構え「相州伝」を完成させた。その技術は現在も受け継がれている(参考:正宗工芸 刃稲荷)。

 この付近で針を磨いていた老婆がいたという伝説は本当の話だったのかもしれない。


七里ヶ浜
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正宗工芸
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極楽寺から稲村ヶ崎へ









針磨橋
針磨橋

江ノ電「極楽寺駅」より稲村ヶ崎方面へ徒歩5分

※現在、上の石碑は建てられていません。


江ノ電で鎌倉



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