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新編鎌倉志

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新編鎌倉志


 『新編鎌倉志』は、水戸藩主・徳川光圀が家臣に編纂させた鎌倉の地誌。

 1685年(貞享2年)刊行。

 当時、『大日本史』の編纂を手掛けていた光圀。

 その編纂作業の中で、鎌倉の歴史についての資料が少ないため、1674年(延宝2年)、自ら鎌倉を訪れて鎌倉の名所・旧蹟を巡遊。

 このときにまとめられた調査報告書が『鎌倉日記』であり、調査結果を基に編纂されたのが『新編鎌倉志』。





英勝寺
リンクボタン英勝寺

 鎌倉を訪れた徳川光圀が拠点としたのが水戸御殿と呼ばれた尼寺・英勝寺
 重要文化財の祠堂・祠堂門は徳川光圀の寄進。





〜鎌倉の名数〜

 『新編鎌倉志』は、のちのガイドブックに影響を与えた地誌。

 現在でも知られる鎌倉の名数は、『新編鎌倉志』で選定された。


大仏切通
リンクボタン鎌倉七口
銚子ノ井
リンクボタン鎌倉十井


梶原太刀洗水
リンクボタン鎌倉五名水
夷堂橋
リンクボタン鎌倉十橋









〜『新編鎌倉志』に掲載された史跡〜
(一部)

日蓮乞水
リンクボタン日蓮乞水
青梅聖天
リンクボタン青梅聖天


啓運寺
リンクボタン啓運寺
星ノ井
リンクボタン星ノ井


阿仏尼の墓
リンクボタン阿仏尼墓
諏訪神社
リンクボタン諏訪神社


覚賢五輪塔
リンクボタン多宝寺址
圓應寺
リンクボタン圓應寺


鎌倉十井:甘露ノ井
リンクボタン甘露ノ井
金龍水
リンクボタン金龍水


金洗沢
リンクボタン金洗沢
東慶寺鐘楼
リンクボタン東慶寺梵鐘


七里ヶ浜
リンクボタン七里ヶ浜
鎖大師開帳
リンクボタン鎖大師


鼻欠地蔵
リンクボタン鼻欠地蔵
本覚寺夷堂
リンクボタン夷三郎社


銭洗弁財天
リンクボタン銭洗水
偏界一覧亭
リンクボタン偏界一覧亭



鶴岡八幡宮の大銀杏
リンクボタン鶴岡八幡宮の大銀杏


 『新編鎌倉志』の掲載記事は、鎌倉検定にも多く出題されています。


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