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「鎌倉まつり」は、かつて夏の風物詩と言われた「鎌倉カーニバル」から独立した武者行列が発展したものなのだとか。 |
由比ヶ浜には1000余名の武者が勢ぞろい。 中心人物の源頼朝、北条政子、源義経には、松竹大船撮影所の俳優が扮し、ヒロインの静御前は、あらかじめ行われていたコンテストで選ばれた女性が扮したのだそうです。 行列に参加した主な武将は、北条時政、土肥実平、岡崎義実、安達盛長、田代信綱、新開忠氏、土屋宗遠、三浦義澄、和田義盛、梶原景時、千葉常胤、上総広常、比企能員、江戸重長、河越重頼、畠山重忠、源範頼など。 大江広元や三善康信もいたそうです。 隊列は2キロにも及び、沿道を埋める見物客は数十万人、先陣の武者が鶴岡八幡宮の舞殿に到着する頃、最後の隊がようやく由比ヶ浜を出発していたのだとか。 |
祭の開催期間中には、古典的なものを近代風にしたショーなど、様々なイベントが数日間にわたって繰り広げられ、毎年、新しく出てくるイベントも多かったようです。 固定されていたイベントには、「静御前コンテスト」・「静の舞」・「満福寺の義経祭と静の舞」・「那須与一祭」・「いざ鎌倉の武者行列」・「頼朝墓前祭と俳句会」があったようです。 |
由比ヶ浜で行われていた「那須与一祭」。 屋島の戦いでの故事にならって海辺の船上に扇を掲げ、弓友会の会員が射手となって行われていました。 那須与一祭が終わると武者行列がスタートしたのだそうです。 |