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江の島の「岩屋」は波によって浸食されてできた洞窟。 第一岩屋(奥行152m)と第二岩屋(奥行56m)の二つの洞窟から成るもので、江の島弁財天信仰の発祥地と考えられている。 弘法大師や日蓮が修行したといわれ、1182年(養和2年)には、源頼朝が奥州平泉の藤原秀衡征伐を祈願した。 その際、文覚が断食したというのがこの洞窟であったのかもしれない。 鎌倉大楽寺(廃寺)の願行(京都泉涌寺第六世)は、ここで祈願し、伊勢原大山寺の鉄造不動明王像(国重文)を鋳造した。 覚園寺にはその試作とされる不動明王像が安置され、「試みの不動」と呼ばれている。 |
「役行者本記」によれば、伊豆大島に流された役小角(えんのおづの)は、飛行術で江の島に飛来していたという。 そして、江の島岩屋で最初に修行したのは役小角だという伝承があり、江島神社には自作という像が伝えられている。 写真は、伊豆山神社の役小角像。 |
源義経と静御前の伝説で知られる吉野山の金峯山寺は、役小角が宿願を叶えた地。 |
与謝野晶子歌碑 |
富士に通じる穴 |
日蓮寝姿石 |
江島神社発祥地 |
江島神社 |
御神紋 |
江ノ島と源頼朝と弁財天(okadoのブログ) |
亀石 |
龍神 |
竜宮大神 (第一岩屋の真上) |
龍恋の鐘 (第二岩屋の真上) |
江の島の入口(弁天橋の渡り口)から遊覧船を利用すると、約10分程度で岩屋に到着。 徒歩だと30分〜40分程度はかかる。 |
江の島遊覧船・・・べんてん丸(okadoのブログ) |
その1:江の島弁天橋〜青銅鳥居〜辺津宮 その2:中津宮〜御岩屋道通り その3:奥津宮〜稚児ヶ淵〜岩屋 |
江島神社は、欽明天皇の勅命で岩屋に宮を建てたのがはじまりとされる。 現在は、辺津宮・中津宮・奥津宮からなる。 |
江の島は、砂が堆積して湘南海岸と島とが陸続きとなった陸繋島。 鎌倉時代には源頼朝が弁財天を勧請。 江戸時代には、大山・江の島の二所詣が流行し賑わった島。 |
江ノ電「江ノ島駅」から徒歩25分 小田急「片瀬江ノ島駅」から徒歩20分 湘南モノレール「湘南江ノ島駅」から徒歩27分 |
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