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極楽寺では、4月7日・8日の2日間、転法輪殿に安置されている秘仏本尊「清凉寺式釈迦如来立像」が開帳されます。 この像は、京都清凉寺の「三国伝来の釈迦如来」を模刻したもの。 清凉寺の釈迦如来は、東大寺の「然(ちょうねん)という僧が宋に渡った際、釈迦在世中に造られたという像を模刻させ日本に持ち帰ったものといわれ、「三国伝来の釈迦如来」と呼ばれています。 極楽寺の「清凉寺式釈迦如来立像」は、扇ヶ谷にあったいう新清凉寺釈迦堂の本尊であったともいわれています。 本尊開帳の期間中には、本堂も公開され、開山の忍性菩薩像、西大寺の興正菩薩像、文書菩薩像なども拝観できます。 客間では、忍性が人々に薬として施した御茶がいただけます。 |
※ | これまで4月7日から9日までの3日間だった仏生会は、2023年から7日・8日の2日間となりました。 |
秘仏本尊開帳 (焼香袋700円) |
7日:11:00から16:00 8日:10:00から16:00 |
忍性墓特別公開 |
7日:11:00から16:00 8日:10:00から16:00 |
※ | 2023年から忍性墓の公開は2日間となります。 |
田中密敬住職講座 (仏生会とは) |
7日:13:00から14:00 10:00から受付・700円 先着40名 |
石井千紘先生講座 (極楽寺の仏像と仏師) |
8日:13:30から14:30 10:00から受付・700円 先着40名 |
※ | 2022年から焼香袋700円を購入してマップを参考に各堂を参拝する方式に変更されました。 |
清凉寺の釈迦如来は、東大寺の「然(ちょうねん)という僧が宋に渡った際、釈迦在世中に造られたという像を模刻させ日本に持ち帰ったものといわれ、「三国伝来の釈迦如来」と呼ばれています。 |
安養院の本尊千手観音の胎内に納められているという田代観音も東大寺の「然が宋より持ち帰ったものと伝えられています。 |
忍性は、1262年(弘長2年)、北条業時に招きによって鎌倉に入り、多宝寺に住持した後、1267年(文永4年)に極楽寺の開山に迎えられました。 以後、37年間にわたって極楽寺にあって、律の布教と慈善救済事業に力をそそぎます。 鎌倉七口の一つ極楽寺切通は忍性が開いたとされています。 1303年(嘉元元年)7月12日、極楽寺で示寂。 1328年(嘉暦3年)には、後醍醐天皇より菩薩号が許されています。 極楽寺背後の山の中腹(奥の院)にある巨大な五輪塔が忍性の墓です。 4月7日と8日に特別公開されます。 |
忍性墓特別公開 |
7日:11:00から16:00 8日:10:00から16:00 |
御廟法楽 (墓前法要) |
8日:11:00から11:30 |
※ | 2023年から忍性墓の公開は2日間となりました。 |
4月8日は釈迦が誕生した日(花まつり) 花御堂が設けられ、誕生仏に甘茶をかけてお祝いします。 転法輪殿前では、北条時宗のお手植えとされる八重一重咲分け桜(桐ヶ谷桜・御車返し)が見頃になる時季です。 桐ヶ谷桜は鎌倉原産で、足利尊氏によって京都御所の左近の桜として植えられ、仁和寺辺りにも植えられたのだと伝えられています。 |
灌仏会 |
8日:9:30から9:40 |
花御堂・甘茶接待 |
8日:10:00から15:00 |
お釈迦様の誕生日(花まつり)に、誕生仏に灌ぐお茶の花です。 アジサイシーズンに本堂前に咲きます。 |
転法輪殿前では、北条時宗のお手植えとされる八重一重咲分桜(桐ヶ谷桜・御車返し)が見頃になる時季です。 桐ヶ谷桜は鎌倉原産で、足利尊氏によって京都御所の左近の桜として植えられ、仁和寺辺りにも植えられたのだと伝えられています。 |
鎌倉市極楽寺3−6−7 0467(22)3402 江ノ電「極楽寺駅」からすぐ |
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