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4月8日は仏教の開祖釈迦の誕生日。 「花まつり」は、釈迦の誕生日を祝う法会です。 「降誕会」・「仏誕会」・「灌仏会」とも呼ばれています。 釈迦が誕生したとき、天から竜が下りてきて、香湯の中に入浴させたという言い伝えから、各寺では、花御堂の中に甘茶を入れた水盤を置き、その中に釈迦像(誕生仏)を安置して入浴させます。 一般的に「花まつり」の名で親しまれています。 「花まつり」という名称は、グレゴリオ暦が導入された後の4月8日が「桜の季節」であることによります。 浄土真宗の相安藤嶺丸によって提唱されたそうです。 (釈迦誕生の伝説) 釈迦の生母摩耶夫人と白い象 |
建長寺花まつり |
長谷寺花まつり |
極楽寺仏生会 |
極楽寺では、花まつりの日に忍性墓の特別公開があります。 |
釈迦は、生まれてすぐに7歩あるき、「天上天下唯我独尊」と言ったと伝えられています。 花御堂の中の誕生仏は、その誕生の様子をあらわしているそうです。 花まつりでは、誕生仏に甘茶を灌いでお祝いします。 |
釈迦は29歳で出家。 6年間の苦行の末、35歳の時に菩提樹の下で悟りをひらきます(12月8日:成道会)。 そして、80歳で亡くなったのだといいます(2月15日:涅槃会)。 |
成道会 (悟りを開いた日) |
涅槃会 (釈迦入滅の日) |
菩提樹 (浄光明寺) |
沙羅双樹 |
菩提樹の下で悟りを開いた釈迦は、沙羅双樹の下で入滅したのだといいます。 |
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