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2月15日は、釈迦が入滅したとされる日。 釈迦は、紀元前5世紀頃にネパールのルンビニで釈迦族の王子として誕生しました(4月8日:降誕会)。 生母の摩耶夫人は、釈迦の生後七日目で亡くなってしまったのだといいます。 その後は摩耶夫人の妹に養育され、19歳の時に結婚。 宮殿で歌舞管弦の生活を楽しんでいたのですが、29歳で出家、35歳の時に菩提樹の下で悟りをひらきます(12月8日:成道会)。 そして、80歳でクシナガラの地で亡くなりました(2月15日:涅槃会)。 各寺院では「仏涅槃図」が掲げられ、その遺徳を偲ぶ法会「涅槃会」が執り行われます。 涅槃とは、ローソクの火を吹き消すように、欲望の火を吹き消した者が到達する境地のこと。 釈迦は35歳で悟りとひらいたときに涅槃に達していますが、涅槃会の涅槃は釈迦の入滅を表し、釈迦が亡くなられたことを意味します。 |
釈迦苦行像は、釈迦が悟りをひらくため、極限の苦行・禁欲(断食)をしている姿を現しているもの |
釈迦は、沙羅双樹の下で亡くなりました。 仏涅槃図はその様子を描いたもの。 |
沙羅双樹 (ナツツバキ) |
ハクウンボク (浄智寺) |
日本では「ナツツバキ」を沙羅双樹とする場合が多いようです。 「ハクウンボク」を沙羅双樹とすることも。 ナツツバキは、アジサイの時季に明月院・成就院・長谷寺などで見ることができます。 浄智寺のハクウンボクは5月中旬頃に見頃となります。 |
円覚寺 | 午前10時 |
光明寺 | 午前10時:写経会 午後1時:法話 午後2時:法要 |
宝戒寺 | 24日まで本堂に涅槃図が掲げられる。 |
妙本寺 | 午後3時:法要 午前10時から午後3時まで涅槃図展覧。 |
覚園寺 | 涅槃図公開 詳しくは覚園寺HPで |
※ | 開催日時等が変更されている場合もあるかもしれませんので、行かれる方はご確認願います。 |
釈迦入滅の日・・・涅槃会(okadoのブログ) |
釈迦が生まれた4月8日には、各寺で降誕会(灌仏会)が執り行われます。 桜の季節であることカ「花まつり」と呼ばれています。 |
釈迦は29歳で出家し、35歳の時に菩提樹の下で悟りを開きます。 |
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