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極楽寺の転法輪殿前の桜は、北条時宗のお手植えと伝えられる「八重一重咲分桜」。 鎌倉市の木「オオシマザクラ」の突然変異種。 材木座の桐ヶ谷が原産であることから「桐ヶ谷桜」と呼ばれています。 足利尊氏は、この桐ヶ谷桜を京都御所の紫宸殿の左近の桜として植えたのだとも伝えられています。 一名を「御車返し」。 後水尾天皇が桜の前を通った際に、御車を返してその美しさを楽しんだという故事による名だと言われています。 |
一本の樹に八重と一重の花が混生している珍しい桜です。 |
「八重一重咲分桜」は、ソメイヨシノに少し遅れて見ごろとなります。 例年は4月7日・8日の本尊開扉の頃。 |
本尊開扉 |
花まつり |
伝説の御車返しが咲く時季には、極楽寺の秘仏本尊が開扉されます(4月7日・8日)。 花まつりや忍性墓の特別公開も。 |
桐ヶ谷桜は、2016年(平成28年)3月、鶴岡八幡宮の源氏池畔にも植えられました。 本覚寺・光明寺・鎌倉郵便局前にも植樹されています。 |
鎌倉市極楽寺3−6−7 江ノ電極楽寺駅から徒歩すぐ |
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