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祭り・行事に関する記述について、最も適当なものを1~4から選びなさい。 |
(81) | 次の七福神のうち,御霊神社例祭で行われる面掛行列の面になっているのは何か。 |
1 福禄寿 3 寿老人 |
2 大黒天 4 布袋尊 |
鎌倉・江ノ島七福神のうち、大黒天は長谷寺、寿老人は妙隆寺、布袋尊は浄智寺。 御霊神社の福神は福禄寿 |
面掛行列 |
(82) | 現在,鶴岡八幡宮の御鎮座記念祭が行われているのは,1191年(建久2)の鎌倉の大火により焼亡したものを再建したことを記念してであるが,それは旧暦の何月のことか。 |
1 2月 3 8月 |
2 5月 4 11月 |
源頼朝の鶴岡八幡宮は、1191年(建久2年)3月4日の火災によって焼失してしまいます。 すぐさま再建に取り掛かった頼朝。 11月21日には、京より伶人を招いて石清水八幡宮の神霊を迎える儀式を行いました。 それを再現したのが12月16日に行われる御鎮座記念祭(御神楽)です。 |
御神楽 |
石清水八幡宮 |
(83) | 毎年1月22日に宝戒寺で行われる行事は古くから職能神として手工業者に崇められた人物にちなんで名づけられているが,その人物とはだれか。 |
1 聖徳太子 2 行基 3 菅原道真 4 弘法大師(空海) |
正月22日に宝戒寺で行われる祭事は「太子講」。 22日は、職人の守護神・聖徳太子の命日のようです。 |
(84) | 無病息災や交通安全を祈り,毎月28日に護摩焚き供養が行われるのはどこか。 |
1 圓應寺 3 明王院 |
2 虚空蔵堂 4 覚園寺 |
28日は不動明王の縁日。 圓應寺の本尊閻魔大王の縁日は16日、虚空蔵堂の虚空蔵菩薩は13日、覚園寺の本尊薬師如来は8日。 明王院の本尊は不動明王。 |
(85) | 秋葉山三尺坊大権現例祭では,かつては山伏姿の修験道行者による火渡り神事が行われたが,古くから防災の神様として信仰された秋葉権現が境内にあるのはどこか。 |
1 長谷寺 3 光明寺 |
2 補陀洛寺 4 極楽寺 |
秋葉大権現は光明寺の裏山頂上にある社。 5月に例祭が行われます。 |
秋葉権現 |
例大祭 |
(86) | 鎌倉では,8月10日に参拝すると,46000日間参拝したのと同じご利益を授かるという四万六千日が杉本寺・長谷寺・安養院などで行われるが,これらの寺の本尊は何か。 |
1 阿弥陀如来 3 観音菩薩 |
2 薬師如来 4 弁財天 |
鎌倉の8月10日は観音菩薩の大功徳日。 四万六千日は、朝参りとも言われ、坂東札所の杉本寺、長谷寺、安養院では朝早くから開門されています。 |
(87) | 鎌倉における節分の行事について,次の説明文で内容に誤りを含むものはどれか。 |
1 | 長谷寺では,力士や有名人による豆まきが行われる。1 日には大船観音寺でも行われる。 |
2 | 鎌倉宮では,豆まきに先立ち拝殿で鐘や太鼓を打ち鳴らして鬼を祓う鬼やらいが行われ る。 |
3 | 鶴岡八幡宮では,豆まきに先立ち,衣冠装束に身を正した神職が,矢をつがえない弓の弦を鳴らして魔を祓う鳴弦式が行われる。 |
4 | 建長寺では,豆まきに先立ち大般若経転読会が行われ,舞楽の奉納もある。 |
建長寺の節分会ではかっぽれの奉納があります。 |
長谷寺節分会 |
鎌倉宮節分祭 |
鶴岡八幡宮節分祭 |
建長寺節分会 |
祭り・行事について関連あることがらの組み合わせとして誤っているものを 1 ~ 4 から選びなさい。 |
(88) | 祭り・行事と行われる寺社・時期 |
1 | 大國禱会成満祭-長勝寺 2月11日 |
2 | 龍口法難会-妙隆寺 9月12日 |
3 | 徳崇権現会-宝戒寺 5月22日 |
4 | 文殊祭-常楽寺 1月25日 |
龍口法難会は、常栄寺で行われます。 |
大國禱会成満祭 |
龍口法難会 |
徳崇権現会 |
文殊祭 |
(89) | 海の行事と行われる時期 |
1 | 船おろし-1月2日 |
2 | 潮神楽,汐まつり-1月11日 |
3 | 石上神社例祭-9月18日 |
4 | 鎌倉花火大会-7月下旬 |
石上神社例祭(御供流し)が行われるのは海の日。 |
船おろし |
汐まつり |
潮神楽 (汐まつり) |
御供流し |
祭り・行事について,次の説明文の〔 〕に最も適当なものを 1 ~ 4 から選びなさい。 |
ぼんぼり祭は,鶴岡八幡宮で,立秋の前日の夏越祭に始まり,立秋祭,実朝祭までの3日間(年によっては4日間)行われる。鎌倉在住の画家,書家,学者など著名人が揮毫した約〔 (90) 〕名のぼんぼりが境内に掲揚され,夕刻になると〔 (91) 〕の手によって明かりが灯される。 夏越祭は〔 (92) 〕のほとりで古式祓神事を行う。その後,神職は社務所前で茅の輪を くぐり,〔 (93) 〕に進み神事を執り行う。 翌日の立秋祭は,実りの秋を言祝ぎ,夏の間の無事を感謝する神事。〔 (94) 〕を神前に供え,〔 (93) 〕において神事を執り行う。 最終日の実朝祭は『金槐和歌集』など文化芸術と縁の深い三代将軍源実朝の〔 (95) 〕 にあたり,その遺徳を顕彰して,短歌や俳句,茶道,華道の奉献者たちが多数参列して 神事が執行され,神前にはこの祭典のために選ばれた俳句や短歌などが献上される。 |
(90) | |
1 300 3 500 |
2 400 4 600 |
(91) | |
1 鎌倉市長 3 ミス鎌倉 |
2 宮司 4 巫女 |
(92) | |
1 貯清池 3 源平池 |
2 妙香池 4 柳原神池 |
(93) |
1 段葛 2 下拝殿(舞殿) 3 若宮(下宮) 4 本宮(上宮) |
(94) | |
1 ホタル 3 マツムシ |
2 コオロギ 4 スズムシ |
(95) |
1 誕生日 2 元服した日 3 将軍に即位した日 4 命日 |
(90) 2 (91) 4 (92) 3 (93) 2 (94) 4 (95) 1 |
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