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毎年1月22日、宝戒寺では建築関係者が集まり「太子講」が執り行われます。 「太子」とは、建築関係者の神として崇められている「聖徳太子」のことです。 太子堂で護摩を焚き、読経のあと、木遣唄が奉納されます。 |
聖徳太子は、四天王寺や法隆寺など建築に関わり、工芸技能者の保護や個人の才能を尊重する政策をとったことから、建築、木工の守護神として信仰されるようになりました。 室町時代から江戸時代になると、大工、左官、鍛冶屋、屋根葺き、桶屋などの職人が、工匠の元祖として崇めるようになり、忌日にあたる2月22日に太子講を行ったといいます。 |
太子堂には、聖徳太子の二歳尊像が祀られています。 |
職人の神さま聖徳太子(okadoのブログ) |
宝戒寺は、鎌倉幕府滅亡後、後醍醐天皇が足利尊氏に命じ、北条一族の霊を弔うために建立された寺。 |
鎌倉市小町3−5−22 0467(22)5512 鎌倉駅から徒歩15分 |
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