|
橋本神社は、御手洗川にかかる橋の傍にある社。 和歌・芸能の守護神・衣通姫神(そとおりひめのかみ)を祀っている。 中古三十六歌仙の一人で清少納言と交際していたともいわれる藤原実方が合祀されているのだという。 中古三十六歌仙は、三十六歌仙に選ばれなかった和歌に秀でた36人で、藤原道綱母・赤染衛門・藤原公任・清少納言・紫式部・和泉式部・伊勢大輔などがいる。 実方は、紫式部の『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルともいわれる。 宮中で藤原行成に対して起こした不祥事により陸奥守に左遷されたという実方は、任国で没しているが・・・ 『徒然草』によると、死後、その霊が御手洗川に映ったのだとか。 |
陸奥守に左遷の藤原実方と蔵人頭に昇進の藤原行成の逸話 清少納言の歌〜誰が伊吹の里に行くなどと言ったの?〜 藤原実方の歌〜伊吹山のさしも草のように燃える思い〜 清少納言の歌〜藤原実方が陸奥国へ下向する際の歌〜 藤原実方と清少納言〜恋人だった?結婚していた?〜 |
実方は赴任から3年後の998年(長徳4年)12月13日、佐具叡神社の神罰で死去したと伝えられている。 里人に「下馬して参拝してから通るように」と言われていたにもかかわらず、乗馬のまま通って落馬したのだとか。 佐具叡神社の跡地には藤原実方の墓が建てられている。 都に未練を残したまま亡くなった実方は、死後、雀となって都に戻ったという伝承がある。 |
入内雀・実方雀〜雀となって都に現れた藤原実方〜 |
ならの小川のほとりにある岩本神社には、藤原実方と同じく光源氏のモデルの一人といわれる在原業平が合祀されているらしい。 ならの小川には、紫式部歌碑も建てられている。 |
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)は、賀茂御祖神社(下鴨神社)とともに賀茂氏の氏神を祀る神社。 |
京都市北区上賀茂本山339 京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」徒歩約25分 市バス(4・46・67系統)「上賀茂神社前」 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
|