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岩本神社は、ならの小川のほとりにある社。 海上の守護神また和歌の神とされる底筒男神・中筒男神・表筒男神(住吉三神)を祀っている。 紫式部の『源氏物語』の主人公・光源氏のモデルの一人といわれる在原業平が合祀されているのだという。 業平は、六歌仙・三十六歌仙の一人。 六歌仙人は、『古今和歌集』の序文に記された6人の代表的な歌人。 三十六歌仙は、藤原公任の『三十六人撰』に載っている平安時代の和歌の名人36人。 |
岩本神社と同じ末社の橋本神社には、在原業平と同じく光源氏のモデルの一人といわれる藤原実方が合祀されているのだという。 実方は、清少納言と交際していたともいわれている。 |
岩本神社の近くには、紫式部が片岡社で詠んだという歌の歌碑が建てられている。 『源氏物語』〜須磨の巻〜は、蟄居を余儀なくされた在原業平の兄・行平の須磨での日々を重ねあわせながら書かれたのだと言われる。 |
住吉大社は、住吉三神を祀る全国の住吉神社の総本社。 平安時代中頃から「和歌の神」として信仰されるようになり、『源氏物語』にも登場する。 平安時代には、藤原道長・藤原詮子・藤原彰子などが参詣し、鎌倉時代には源頼朝・源義経・源実朝などが信仰した。 |
賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)は、賀茂御祖神社(下鴨神社)とともに賀茂氏の氏神を祀る神社。 |
京都市北区上賀茂本山339 京都市営地下鉄烏丸線「北山駅」徒歩約25分 市バス(4・46・67系統)「上賀茂神社前」 |
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