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御霊神社の宝物庫には、鎌倉・江の島七福神の一つ福禄寿が安置されている。 |
福禄寿は、9月の例大祭で行われる面掛行列の福禄の面にちなむもの。 面掛行列の十人衆の面も置かれている。 |
例大祭 |
面掛行列 |
福禄寿は、泰山府君の別の姿といわれる。 泰山府君は、人間の生死・寿命や死後の審判を司る神で、仏教の閻魔大王に相当する神。 日本に伝えたのは比叡山の円仁といわれ、泰山府君を祀る京都の赤山禅院は円仁の遺命で建立された寺院。 陰陽道では最高神とされ、安倍晴明が始めた泰山府君祭で祀られた。 十王信仰が取り入れられるようになると、泰山王と呼ばれるようになったのだとか。 参考:鎌倉十三仏 |
坂ノ下の御霊神社は、鎌倉権五郎景政を祀る。 景政の命日(9月18日)に行われる例祭では、神奈川県の民俗文化財に指定されている「面掛行列」が行われる。 |
鎌倉市坂ノ下4−9 0467(22)3251 江ノ電「長谷駅」から徒歩5分 |
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