鎌倉手帳(寺社散策)

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天王祭の山車人形
〜小動神社祭礼〜

編集:yoritomo-japan.com








天王祭山車人形
八幡太郎義家と鎌倉権五郎景政
(神戸町)

 八幡太郎義家は「武神」と仰がれた源義家のこと。

 石清水八幡宮で元服したことから八幡太郎と呼ばれました。

 鎌倉権五郎景政は、大庭御厨を開拓した開発領主。

 後三年の役の折、義家に従って活躍しました。



天王祭山車人形
源頼朝と御所五郎丸
(土橋町)

 源頼朝は、ご存知のとおり鎌倉に武家の都を創始した大将軍。

 御所五郎丸は頼朝に近習していたという武将で、曽我兄弟の仇討ちの際に、曽我五郎時致を捕えたことで知られています。



天王祭山車人形
源義経と弁慶
(濱上町)

 小動神社のある腰越は、源義経と弁慶ゆかりの地。
 
 平家を壇ノ浦に滅ぼしたのにも拘らず、鎌倉に入ることを許されなかった義経が、一時逗留していたのが腰越の満福寺だったのだといいます。



天王祭山車人形
神功皇后と武内宿禰、
応神天皇

(下町)

 神功皇后は、仲哀天皇の皇后で、三韓征伐で知られています。

 身籠ったまま出陣して玄海灘を渡り、その帰還後、応神天皇を産んだのだといいます。

 武内宿禰は神功皇后を支えた忠臣。

 応神天皇は八幡神と呼ばれ、源氏に信仰されました。

 応神天皇と神宮皇后は、鶴岡八幡宮の祭神。

 本宮回廊内にある武内社は、武内宿禰を祭神としています。

 『古今著聞集』によると、二代執権北条義時は武内宿禰の生まれ変わりなのだとか・・・

 参考:北条義時の出生伝説



天王祭山車人形
須佐之男命
(中原町)

 須佐之男命(スサノオノミコト)は、小動神社の祭神。
 
 祇園精舎の守護神・牛頭天王と習合した神です。

 「天王祭」の名は、牛頭天王を信仰する祭礼というところからきているようです。





小動神社の神輿
リンクボタン小動神社の神輿
人形山車
リンクボタン人形山車



天王祭

2024年の天王祭は…

7月7日(日)〜14日(日)










小動神社
リンクボタン小動神社

江ノ電「腰越駅」から徒歩5分


天王祭





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