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紫式部が越前国に下向したことを記念して整備された紫式部公園には、十二単衣をまとった金色の紫式部像が建てられている。 1986年(昭和61年)に設置されたブロンズ像で、作者は広島県出身の彫刻家・圓鍔勝三(えんつば かつぞう)。 |
紫式部像は、紫式部が眺めていたという日野山に向けて建てられている。 ここにかく 日野の杉むら 埋む雪 小塩の松に けふやまがへる |
996年(長徳2年)、越前守として武生の国府に赴任する父藤原為時に同行した紫式部。 この情景は武生に向かう国司の一行が木ノ芽峠あたりで休息している場面。 |
紫ゆかりの館には、越前和紙で作られた紫式部の越前下向の模型が置かれている。 |
1008年(寛弘5年)9月11日、中宮藤原彰子が一条天皇の第二皇子・敦成親王(のちの後一条天皇)を出産。 11月1日の「五十日の祝い」で藤原道長に賀の歌を所望された紫式部は、 「いかにいかが 数へやるべき 八千歳の あまり久しき 君が御代をば」 と詠んだ。 |
道長から賀の歌を求められる紫式部 |
藤原障子の皇子出産と紫式部と源氏物語~『紫式部日記』~ 御五十日祝いに若宮を抱く中宮と祝膳を供する女房 御五十日の祝いの宵、若宮に餅を供する道長 藤原公任と紫式部~源氏物語の初登場と古典の日:紫式部日記~ |
敦成親王誕生の五十日の祝い~源氏物語初登場の日:紫式部日記~ |
紫式部像の周辺には紫式部歌碑が建てられている。 |
越前市東千福町20 武生駅から白山行き福鉄バス 「紫式部公園口」下車 市民バス市街地循環南ルート 「紫式部公園」下車 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
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