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現在の建長寺の山門(三門)は、1775年(安永4年)、開山の蘭渓道隆の五百年忌に当たり、二百一世万拙碩誼(ばんせつせきぎ)によって再建されたもの。 建長寺大工の河内長兵衛が棟梁を務め、「建長興国禅寺」の大扁額をかけるため、上層に軒唐破風が設けられた。 三間二重門としては東日本最大の規模を誇る (国重文)。 楼上には、釈迦如来・五百羅漢・十六羅漢が安置され、その下を通ると心が清浄になるといわれている。 |
建長寺の山門は、「三門」とも書かれる。 「三門」とは、「三解脱門」の略で、涅槃(悟り)に至るために通過しなければならない三つの関門(空・無作・無相)のこと。 |
扁額 |
三門楼上 |
賓頭盧尊者 |
狸の三門 |
三門梶原施餓鬼会 |
オカメザクラ |
ソメイヨシノ |
建長寺の伽藍配置は、中国の径山(きんざん)万寿寺の伽藍配置を手本としたもの。 山門・仏殿・法堂が直線上に配置され、僧堂と庫院・浴室と西浄(便所)が左右対称に配置されていた。 |
建長寺は、五代執権北条時頼が宋の蘭渓道隆を招いて開いた日本で初めての「禅専門道場」。 臨済宗建長寺派大本山。 鎌倉五山の第一位。 |
鎌倉市山ノ内8 0467(22)0981 JR北鎌倉駅から徒歩15分 |
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