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鎌倉:光触寺の本堂

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光触寺本堂


 光触寺の本堂は、1706年(元禄16年)に再建された建物。

 本堂傍らの地蔵堂には、伝説の「塩嘗地蔵」が安置されている。 





◎阿弥陀如来及両脇侍像(国重文)

 光触寺の本尊。鎌倉時代。

 中尊の阿弥陀如来は「頬焼阿弥陀」と呼ばれ、『頬焼阿弥陀縁起』(国重文)に描かれているものといわれている伝説の仏像。

 縁起によると、1215年(建保3年)に鎌倉へ下向した運慶が、町局(まちのつぼね)の依頼で彫ったのだという。

 鎌倉六阿弥陀の一つに数えられている。

 『新編鎌倉志』によると、脇侍の観音菩薩は安阿弥(快慶)、勢至菩薩は湛慶作とされている。 



頬焼阿弥陀



◎聖観音菩薩立像

 平安時代の像で、宇治平等院鳳凰堂の阿弥陀像を彫った定朝の作とされている。
 鎌倉観音巡礼第7番札所本尊。


◎木造阿弥陀仏仏頭

 廃寺となった大慈寺の丈六堂の本尊だったと伝えられている。
 (※大慈寺は三代将軍源実朝が創建した寺院。)








歴史めぐり源頼朝




光触寺
リンクボタン光触寺

 光触寺は、朝比奈峠の出入口にある時宗の寺。
 「頬焼阿弥陀」「塩嘗地蔵」の伝説が残された寺として知られている。


鎌倉市十二所793
0467(22)6864

鎌倉駅から金沢八景・大刀洗行バス
「十二所」下車徒歩2分



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