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自然・景観に関する記述について,最も適当なものを 1 〜 4 から選びなさい。 |
(21) | 2023年(令和5)6月に発売された鎌倉の夏の名物「納涼うちわ」に描かれたものは何か。 |
1 アサガオの花 2 睡蓮 3 海辺 4 ヘチマの花 |
鎌倉納涼うちわは、1977年の横山隆一以来、鎌倉ゆかりの日本画家や洋画家、漫画家などが絵柄を手掛けています。 |
(22) | 次の鎌倉を囲む山々のうち,山頂に「浅間大神」と刻まれる大きな石碑が建っているのはどこか。 |
1 大平山 3 六国見山 |
2 天台山 4 衣張山 |
六国見山山頂の浅間大神(富士信仰)の碑は、1895年(明治28年)の建立。 浅間大神の文字は、円覚寺の洪嶽宗演(釈宗演)の書。 |
(23) | 滑川は,朝比奈峠付近を水源とし,市街を流れて由比ヶ浜にそそいでいる。場所によって名称が変わるが,次のうち,本覚寺門前辺りでの名称はどれか。 |
1 炭(墨)売川 2 坐禅川 3 夷堂川 4 閻魔川 |
滑川は朝比奈峠を源流とし、上流から胡桃川⇒滑川⇒座禅川⇒夷堂川⇒炭売(墨売)川⇒閻魔川と名を変えて由比ヶ浜に注いでいることで知られています。 かつて、本覚寺門前の夷堂橋のたもとには、源頼朝が幕府の鬼門除けのために創建した「夷三郎社」(夷堂)がありました。 そのため滑川も夷堂川と呼ばれます。 |
(24) | 鎌倉のウメの名所の一つである長谷寺において,早咲きの特異種としてひと足早い春の風景を楽しめるウメの品種は何か。 |
1 古代青軸 2 冬至梅 3 紅千鳥 4 寒紅梅 |
飼育されているメダカは、1960年代後半に佐助川近くの水田で市民によって採取されたもの。 |
飼育されているメダカは、1960年代後半に佐助川近くの水田で市民によって採取されたもの。 |
(25) | 3月下旬になると,最初にサラサボケが数株開花し,少し遅れてヒボケが満開になる,鎌倉の代表的なボケの名所はどこか。 |
1 東慶寺 2 英勝寺 3 来迎寺(材木座) 4 九品寺 |
(26) | 境内整備の一環として,建長寺で仏殿前庭や西来庵参道に多数のボタンが新たに植えられたのは,創建何年を記念してのことか。 |
1 500 3 700 |
2 550 4 750 |
建長寺のボタンは、創建750年を記念して植えられました。 |
(27) | 紫色で星形の小花をつけ,東慶寺や浄智寺の墓地入口周辺の岩崖に群生し,朝夷奈切通や仮粧坂にも自生している姿が可憐な花は何か。 |
1 ケイワタバコ 2 ユキノシタ 3 フジ 4 サツキ |
イワタバコ(正式にはケイワタバコ)は5月下旬から6月上旬が見ごろ。 イワタバコがピークを過ぎるとアジサイが見ごろになってきます。 |
(28) | 大慶寺の境内にそびえる,鎌倉市の天然記念物に指定されているビャクシンの樹齢は何年余か。 |
1 400 3 700 |
2 550 4 900 |
大慶寺の本堂裏には樹齢700年ともいわれるビャクシンの古木がそびえます。 |
自然・景観について関連あることがらの組み合わせとして誤っているものを 1 〜 4 から選びなさい。 |
(29) | 寺院の花と関連が深い人物 |
1 | 妙本寺のカイドウ−小林秀雄 |
2 | 円覚寺佛日庵のハクモクレン−魯迅 |
3 | 英勝寺のヤマブキ−安達泰盛 |
4 | 円覚寺帰源院のキキョウ−夏目漱石 |
英勝寺の仏殿横に咲くヤマブキは、太田道灌の故事にちなんで植えられたもの。 |
カイドウ (妙本寺) |
ハクモクレン (佛日庵) |
ヤマブキ (英勝寺) |
(30) | 百選や50選に指定されている場所やもの |
1 | 日本の道百選−若宮大路 |
2 | 日本の渚百選−七里ヶ浜 |
3 | 神奈川の名木百選−海蔵寺のカイドウ |
4 | かながわ景勝50選−十王岩からの展望 |
神奈川の名木百選に選ばれているカイドウは、樹齢200年ともいわれる光則寺のカイドウ。 |
若宮大路 |
七里ヶ浜 |
カイドウ (光則寺) |
十王岩 |
自然・景観について,次の説明文の〔 〕に最も適当なものを 1 〜 4 から選びなさい。 |
〔 (31) 〕やぐらは,宝戒寺後方の?風山と小富士山に囲まれた〔 (32) 〕の奥〔 (33) 〕 跡(国指定史跡)内にあるやぐらである。 新田義貞の鎌倉攻めで自刃した北条高時をはじめ, 北条一族の屍を葬ったとされるが,実際の埋葬地は釈迦堂ヶ谷奥やぐら群と推定されている。 高時の墓と伝えられる石を積んだ塔も建っていて,〔 (34) 〕ハイキングコースはここを起点とする。 ここから山道を 30 分ほど行くと,展望台に至る。 山頂から崖に沿って険しい石段を下ると,鎌倉最古の厄よけ神社として知られる〔 (35) 〕神社の境内に至る。 |
(31) |
1 朱垂木 2 多宝寺址 3 腹切り 4 百八 |
(32) |
1 葛西ヶ谷 2 佐助ヶ谷 3 瓜ヶ谷 4 杉ヶ谷 |
(33) |
1 永福寺 2 勝長寿院 3 法華堂 4 東勝寺 |
(34) |
1 天園 2 祇園山 3 葛原ヶ岡 4 大仏 |
(35) |
1 蛭子 2 葛原岡 3 十二所 4 八雲 |
(31) 3 (32) 1 (33) 4 (34) 2 (35) 4 |
祇園山ハイキングコースは、東勝寺跡の腹切やぐらから八雲神社までの尾根道。 宝戒寺の背後から東勝寺跡の谷は葛西ヶ谷と呼ばれますが、葛西氏の館があったことによるといわれています。 初代葛西清重は、石橋山の戦い後、源頼朝に従った武将。 |
東勝寺跡 (腹切やぐら) |
八雲神社 |
1333年(元弘3年)5月22日、新田義貞に攻められた北条高時以下の北条一族は東勝寺で自刃しました。 八雲神社は新羅三郎義光が京都の祇園八坂社(現在の八坂神社)を勧請した鎌倉最古の厄除け神社。 |
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