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英勝寺には、太田道灌の故事にちなんで仏殿横にヤマブキが植えられています。 |
ある日、鷹狩り出かけた太田道灌は、ひどい雨に降られ、蓑でも借りられないかと農家に立ち寄ったところ、一人の少女が出てきて道灌に「山吹の花」を差し出した。 道灌は意味がわからず、その話を家臣にしたところ、少女の意が山吹の花にちなんだ古歌「七重八重 花は咲けども 山吹の実(蓑)のひとつだに なきぞ悲しき」にあったことを教えられた。 「貧乏でお貸しできる蓑さえない」という意味で、「実」と「蓑」をひかっけた少女のとんちだった。 道灌は自分の教養のなさを恥じ、その後学問に励み、文武両道を備えた名君になったという。 |
英勝寺は太田道灌の旧跡に建てられた寺。 裏山には道灌の首塚があります。 道灌が謀殺された伊勢原市には2つの首塚があります。 |
太田道灌の墓 (大慈寺) |
太田道灌の墓 (洞昌院) |
鎌倉市扇ガ谷1−16−3 鎌倉駅西口より徒歩15分 |
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