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祭り・行事に関する記述について、最も適当なものを1~4から選びなさい。 |
(81) | 地獄の釜のふたが開き,すべての餓鬼が解放される日とされる,圓應寺の閻魔縁日は,何月と何月の16日か。 |
1 1月と7月 3 2 月と7月 |
2 1月と8月 4 2月と8月 |
(82) | 円覚寺の塔頭・佛日庵で「開基毎歳忌」が行われるのは,円覚寺を建立した第八代執権北条時宗の命日であるが,それは何月何日か。 |
1 1月29日 3 8月24日 |
2 4月4日 4 10月3日 |
北条時宗は、1284年(弘安7年)4月4日、34歳で他界しました。 |
(83) | 鶴岡八幡宮で毎年1月5日に行われる除魔神事のとき,弓で射る大的の裏に封じ込めるのは何という字か。 |
1 鬼 3 魔 |
2 妖 4 呪 |
正月に鶴岡八幡宮で行われる除魔神事は、源頼朝が行った「御的始」「御弓始」と称して行った武家の事始めを起源としています。 的は直径五尺二寸(1.5メートル)で、裏には「鬼」という字が書かれていますが、「鬼」の字は角が除かれています。 的は、この「鬼」という字が逆さになるように設置されるようです。 |
(84) | 常楽寺で毎年1月25日に行われる祭で,年に一度この日に開帳される秘仏は何か。 |
1 木造観音菩薩立像 2 木造地蔵菩薩立像 3 木造文殊菩薩坐像 4 木造弥勒菩薩坐像 |
常楽寺で毎年1月25日に行われるのは文殊祭。 この日に開帳される文殊菩薩は、日本七文殊の第三といわれ、頭部は常楽寺を開いた蘭渓道隆が宋より持参したものと伝えられています。 |
(85) | 鎌倉の祭りと行事について,次の説明文の内容に誤りを含むものはどれか。 |
1 | 京都の冷泉家の作法を参考に,鶴岡八幡宮では 2004 年(平成 16)から新たに七夕祭が催されている。 |
2 | 建長寺では,三門の下に一山の僧侶が集まり行う恒例の施餓鬼会に引き続いて梶原景時の亡霊を弔うために,もう一度施餓鬼会を行うのがしきたりになっている。 |
3 | ぼんぼり祭では,鎌倉在住の画家,書家,学者など著名人が揮毫した約400点のぼんぼりが境内に掲揚され,夕刻になると巫女の手によって明かりが灯される。 |
4 | 鶴岡八幡宮御鎮座記念祭の最終日には,小笠原流宗家により流鏑馬神事が奉仕される。 |
鶴岡八幡宮で小笠原流流鏑馬が奉仕されるのは、例大祭の最終日。 |
七夕祭 |
梶原施餓鬼会 |
ぼんぼり祭 |
流鏑馬 |
祭り・行事について関連あることがらの組み合わせとして誤っているものを 1 ~ 4 から選びなさい。 |
(86) | 祭り・行事と行われる時期・寺院 |
1 | 動物慰霊祭 -3月下旬・光則寺(長谷) |
2 | 瑞賢忌(河村瑞賢供養) -6月16日・円覚寺(山ノ内) |
3 | 地蔵尊大祭 -7月24日・宝戒寺(小町) |
4 | 人形供養 -10月第1日曜・本覚寺(小町) |
河村瑞賢の墓は、建長寺にあります。 |
動物慰霊祭 |
河村瑞賢墓 |
地蔵まつり |
人形塚 |
祭り・行事について,次の文の〔 ① 〕,〔 ② 〕にあてはまるものの組み合わせとして
最も適当なものを 1 ~ 4 から選びなさい。 |
(87) | 鎌倉宮では,毎年 5 月 5 日に,鎌倉時代の武士の射術鍛錬の 1 つとされる〔 ① 〕 が行われる。これは源頼朝が富士の裾野で行った〔 ② 〕に由来するとされている。 |
1 | ① 菖蒲祭 ② 小笠懸 |
2 | ① 菖蒲祭 ② 巻狩 |
3 | ① 草鹿 ② 小笠懸 |
4 | ① 草鹿 ② 巻狩 |
源頼朝は、富士裾野の巻狩りで度々鹿を射損じる家人に対し、草を鹿の形に束ねさせ、それを射る稽古をさせたのだとか・・・。 鎌倉宮で行われる草鹿(くさじし)は、そのことに由来しているのだといいます。 |
(88) | 毎年 9 月 18 日に,〔 ① 〕例祭で伎楽面や田楽面などをつけて行われる面掛行列は,神奈川県の無形民俗文化財に指定されており,〔 ② 〕時代中ごろから行われているという。 |
1 | ① 御霊神社 ② 室町 |
2 | ① 御霊神社 ② 江戸 |
3 | ① 石上神社 ② 室町 |
4 | ① 石上神社 ② 江戸 |
面掛行列は、鶴岡八幡宮の放生会で行われていた面掛行列に倣ったものといわれ、氏子たちが付ける面は、明和5年銘(1769年)の10種類の面。 石上神社は御霊神社の境内社。 7月の海の日に御供流しが行われます。 |
祭り・行事について,次の説明文の〔 〕に最も適当なものを 1 ~ 4 から選びなさい。 |
近年,鎌倉においても「七福神めぐり」が盛んに行われている。古来,様々な幸福をもたらす神々とされていた「七福神」の信仰が,現在のように定着したのは,〔 (89) 〕 時代の末期だといわれる。 「七福神」の一つである〔 (90) 〕は,鎌倉市内の寺では〔 (91) 〕に祀られている。なお,毎年1月8日,〔 (92) 〕神社の大注連祭で豊作と村内安全を祈願するために奉納される大注連縄は〔 (90) 〕の使いとされるハガチ〔百足〕を模したものである。 また,笑門来福,夫婦円満,子宝の神として信仰が厚い〔 (93) 〕は,〔 (94) 〕に祀られている。その腹を撫でると,病が癒され,健康にも恵まれるといわれる。 そして,現在では商売の神様とされるえびす神は,源頼朝により幕府の守神として祀られたといわれる。年初〔 (95) 〕ではえびす神を祀る行事が行われ,多くの参拝者が訪れる。 |
(89) | |
1 平安 3 室町 |
2 鎌倉 4 安土・桃山 |
(90) | |
1 韋駄天 3 帝釈天 |
2 毘沙門天 4 大黒天 |
(91) | |
1 来迎寺 3 妙隆寺 |
2 大巧寺 4 宝戒寺 |
(92) | |
1 十二所 3 五所 |
2 白旗 4 白山 |
(93) | |
1 布袋尊 3 寿老人 |
2 弁財天 4 福禄寿 |
(94) | |
1 壽福寺 3 浄智寺 |
2 覚園寺 4 瑞泉寺 |
(95) | |
1 妙法寺 3 妙本寺 |
2 本覚寺 4 光則寺 |
七福神信仰は室町時代に京都で発祥し、次第に各地へ広まったのだといいます。 京都の「都七福神めぐり」は日本最古七福神。 |
(89) 3 (90) 2 (91) 4 (92) 4 (93) 1 (94) 3 (95) 2 |
大注連祭 |
鎌倉えびす |
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