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8代執権北条時宗は、1251年(建長3年)5月15日、甘縄の安達邸で生まれたといわれています。 父は5代執権の北条時頼。 18歳の時に執権となり、2度にわたる蒙古襲来(元寇)を退け、1282年(弘安5年)、元寇で命を落とした者の菩提を弔うために円覚寺を建立し、開山には無学祖元を迎えました。 祖元は、時宗の相談役として、「莫煩悩」の文字を与え、元寇に対して迷わず事に当たるよう励ましたといわれています。 1284年(弘安7年)死去。 「時宗公毎歳忌」は、時宗の命日である4月4日に行われます。 |
北条時宗年表 莫煩悩〜禅に求めた不動心:北条時宗と蒙古襲来〜 |
佛日庵は、時宗の死後、廟所として建立され、9代執権北条貞時、14代執権北条高時も合祀されています。 貞時は、時宗の嫡男、母は東慶寺を開いた覚山尼。 高時は、貞時の三男で、新田義貞の鎌倉攻めによって東勝寺で最期を遂げました(参考:鎌倉幕府の滅亡)。 開基廟には、3人の木造が安置され、堂の下には、3人の遺骨を納めた石櫃があると伝えられています。 |
鎌倉市山ノ内409 0467(22)0478 JR北鎌倉駅よりスグ |
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