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9月12日は日蓮の龍ノ口法難の日。 幕府の勘気にふれた日蓮は、龍ノ口刑場に送られ処刑されそうになりますが、江ノ島方面から光が発し、処刑執行者の振り上げた刀が折れ、処刑が中止された伝えられています。 その後、日蓮は佐渡へ流されます。 それを記念した行事が龍口法難会。 妙本寺の龍口法難会では、祖師堂が特別開帳されます(年に一度だけの開帳です。)。 |
日蓮は、1253年(建長5年)に法華宗を開き、翌年、鎌倉に出て、布教を開始します。 小町大路を中心に辻説法を行い、1260年(文応元年)7月16日には『立正安国論』を著し、北条時頼に提出しました。 ※写真は池上本門寺蔵。 |
松ヶ谷法難 | 伊豆法難 |
小松原法難 | 龍ノ口法難 |
常栄寺の法難会 |
龍口寺の法難会 |
桟敷の尼ゆかりの常栄寺では、祖師象に「ぼたもち」が供えられます。 日蓮が護送された龍口刑場跡に建てられた龍口寺では、11日から13日にかけて法会が執り行われ、特に12日にの夜に最大の盛り上がりとなります。 |
妙本寺を建てたのは比企の乱で滅んだ比企能員の遺児能本。 日蓮の俗弟子となって、1260年(文応元年)、法華堂を建立し一族の菩提を弔ったといわれ、これが妙本寺の前身であると伝えられています。 |
鎌倉市大町1−15−1 0467(22)0777 鎌倉駅東口から徒歩8分 |
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