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馬中将の君(うまのちゅうじょうのきみ)は、一条天皇の中宮・藤原彰子に仕えた女官。 藤原相尹の娘。 母は源高明の四女。 藤原道長室の源明子の姪。 清少納言の『枕草子』によると・・・ 993年(正暦4年)の五節で、藤原定子が相尹の娘を舞姫として献上しているが、その娘が馬中将の君。 のちに藤原彰子の女房となるが、『紫式部日記』によると・・・ 1008年(寛弘5年)11月17日、土御門殿で一条天皇の第二皇子・敦成親王(後一条天皇)を出産した彰子が還御。 彰子の御輿には宮の宣旨。 糸毛の御車に藤原道長・源倫子・敦成親王を抱いた少輔の乳母。 大納言の君と宰相の君は黄金造りの車、次の車に小少将の君と宮の内侍、その次の車に紫式部と馬中将の君が乗ったらしい。 そのとき、馬の中将の君は嫌な人と乗り合わせたと思ったのだとか・・・ |
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