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正行院(しょうぎょういん 浄土宗)は、1199年(正治元年)、鎌倉幕府初代侍所別当の和田義盛が巴御前の菩提寺を創建したことに始まると伝えられる。 当初は乗越海岸に建立されたが、1499年(明応7年)に鎌倉光明寺の観誉祐崇が現在地に移転。 巴御前の遺髪が埋蔵されているのだという。 正式名称は紫雲山秋谷寺正行院。 本尊は阿弥陀如来。 |
巴御前は木曽義仲に仕えた女武者。 1184年(寿永3年)1月20日、源頼朝が派遣した源範頼と源義経に義仲が敗れた後、和田義盛の妻となって朝比奈義秀を産んだのだという。 義仲と巴が育った地といわれる木曽には、義仲や巴の存在を後世に伝えるため資料館としての義仲館が建てられている。 |
木曽義仲の墓 |
巴塚 |
滋賀県大津市の義仲寺は、木曽義仲終焉の地に建てられた寺。 巴御前が草庵を結んで供養したことに始まるのだという。 義仲の墓と巴塚がある。 |
観誉祐崇(かんよゆうそう)は光明寺の九世。 1495年(明応4年)、宮中で「阿弥陀経」の講義を行い、真如堂の僧とともに「引声念仏」を修したことで、後土御門天皇より「お十夜」が勅許された。 |
運慶の真作 浄楽寺 |
義盛創建 無量寺 |
横須賀市秋谷2−16−2 「JR逗子駅」から京急バスで「前田橋」下車 |
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