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北鎌倉駅は、JR横須賀線の駅。 1927年(昭和2年)に夏場だけの臨時駅として設置され、1930年(昭和5年)から本格的な駅となった。 北鎌倉駅周辺は、鎌倉五山第二位の円覚寺、かつては尼寺として栄えた東慶寺、紫陽花寺として知られる明月院、鎌倉五山第四位の浄智寺、足利尊氏の菩提所長壽寺、鎌倉五山第一の建長寺、閻魔大王の圓應寺など見所が豊富。 大船方面には、時宗の光照寺、鎌倉で唯一の浄土真宗の成福寺、山ノ内の鎮守八雲神社がある。 北鎌倉周辺は、小津安二郎監督の映画『晩春』の撮影地にもなった。 1997年(平成9年)、「関東の駅100選」に選定されている。 |
現在の鎌倉市山ノ内から横浜市栄区・戸塚区にかけては、「山内荘」といわれる荘園。 地名は、山内荘を開発した山内俊通に由来するといわれている。 1180年(治承4年)、源頼朝が鎌倉入りした当時の山内荘は、山内俊通の子・経俊の所領だったが、経俊は平家方の大庭景親に付いて頼朝に敵対したため、山内荘は没収され、土肥実平に預けられた。 以来、土肥氏が管理する土地となっていたが、1213年(建保元年)の和田合戦で土肥惟平(実平の孫)が和田義盛に味方して敗れたため、北条義時が山内荘を手に入れる。 その後は、北条得宗家(北条氏の嫡流)の所領として管理され、北条時頼以降、建長寺をはじめとする禅刹が建立されていった。 |
こまき (和菓子) |
光泉 (いなり寿司) |
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