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鶴岡八幡宮の木造弁財天坐像は、1266年(文永3年)に舞楽師中原光氏が舞楽院に奉納したもの。 この像は、鎌倉時代の特徴的な裸形彫刻。 そのため「裸弁財天」と呼ばれる。 鎌倉時代には、裸形像を造って新しい衣に着せ替え、生きている仏のように拝むという信仰が各地で見られたという。 裸像に衣服を着せることによって完成する。 明治の神仏分離によって行方がわからなくなっていたが、関東大震災の修理のときに倉庫の中で見つかった。 もとは、旗上弁財天社に安置されていた像ではないかといわれている。 現在は、鎌倉国宝館に寄託(国重文)。 |
裸形彫刻の仏像 |
旗上弁財天社 |
鎌倉江の島七福神 |
鶴岡八幡宮は、1063年(康平6年)に源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請して創建した鶴岡若宮を前身とし、1180年(治承4年)に源頼朝が現在地に遷した。 以後、武家の都「鎌倉」の中心に置かれ、長く武家の崇敬を集めた。 |
鎌倉市雪ノ下2−1−31 0467(22)0315 鎌倉駅東口より徒歩10分 |
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