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名刀正宗で知られる五郎入道正宗の墓(本覚寺の宝篋印塔)。 正宗は、鎌倉に「相州伝」を完成させた鍛冶職人。 その技術は、刃物や鉄工芸品を作る「正宗工芸」として現在に引き継がれている。 正宗という名は、日蓮につけてもらったといわれている。 龍ノ口法難によって佐渡に流されていた日蓮が、許されてこの地にあった夷堂に身を寄せていた頃、正宗の父行光が正宗とともに日蓮のもとを訪れ、教えを乞うたといわれている。 |
正宗の生没年は不明。 ただ、日蓮に名を付けてもらったとすると、日蓮が鎌倉にいた1274年(文永11年)頃に生まれたということになる。 正宗の法名は「心龍日顕」。 本覚寺の宝篋印塔には、「戌子正月11日 心龍墓 俗名正宗」と刻まれている。 戌子の年とは、日蓮の伝説からすると・・・1348年(南北朝期)ということになるのかもしれない。 |
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「包丁正宗」は、荏柄天神社に伝来した名刀。 本覚寺の「東身延」の額を書いた松平定信の『集古十種』にも収録されている。 |
鎌倉検定過去問〜東身延の額:五郎入道正宗と松平定信〜 正宗の伝説(妙善寺:藤沢) 正宗稲荷大明神(藤沢:妙善寺) |
本覚寺は、源頼朝ゆかりの夷堂があったいわれる所。 門前を流れる滑川は「夷堂川」とも呼ばれ、架けられている橋は、鎌倉十橋の一つに数えられる「夷堂橋」。 |
鎌倉市小町1−12−12 0467(22)0490 鎌倉駅東口より徒歩3分 |
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