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大倉幕府跡は、源頼朝の御所があった地。 1213年(建暦3年)、北条義時打倒の挙兵をした和田義盛が御所を襲撃して火を放ったため、将軍実朝が頼朝の法華堂に避難したということもありました(和田合戦)。 二代頼家・三代実朝・尼将軍北条政子の時代まで、鎌倉武家政権の中心地でしたが・・・ 1219年(承久元年)に政子邸(旧実朝邸)が焼失した後は再建されることはなかったようです。 跡地の北側は国の史跡に指定されている法華堂跡。 法華堂跡には、頼朝を祀る白旗神社・頼朝の墓・北条義時法華堂跡・大江広元墓などがあります。 |
『吾妻鏡』によると・・・ 1184年(寿永3年)4月4日、源頼朝の御所の桜が満開となり、鮮やかな風情となりました。 頼朝は、姉坊門姫の夫一条能保を誘って花見を楽しみます。 平時家もご相伴にあずかったのだといいます。 花見では、管弦詠歌などのイベントもあったようです。 鶴岡八幡宮で催される献詠披講式は、この故事にちなんで始められました。 |
大倉幕府跡の桜は人力車に乗りながら楽しめます。 |
源頼朝を祀る白旗神社には、「白旗桜」とも呼ばれるオオシマザクラが咲きます。 |
鎌倉駅から徒歩15分 (源頼朝墓周辺) |
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