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光明寺の記主庭園に植えられているのは、錦蕊蓮(きんずいれん)、酔妃蓮(すいひれん)、そして古代ハス(大賀ハス)。 |
江戸時代から伝わる品種で、酔ったお妃が頬を染めているように見えることから名付けられたのだとか・・・。 |
古代ハスは、1951年(昭和26年)、植物学者の大賀一郎博士が千葉県の遺跡から出土した2000年以上前の種子を発芽させたもので「大賀ハス」と呼ばれています。 |
1950年(昭和25年)の平泉の中尊寺の金色堂の開棺調査でも、源頼朝に滅ぼされた藤原泰衡の首桶から100個あまりの古代のハスの実が発見されました。 1993年(平成5年)、その実の発芽に成功。 1998年(平成10年)に開花して「中尊寺ハス」と名付けられました(泰衡蓮とも)。 その中尊寺ハスが、2019年(平成31年)4月、源頼朝が奥州藤原氏を滅ぼしたという過去を超え、友好の証として鎌倉市に5株が寄贈されました。 鎌倉歴史文化交流館で栽培された後、2021年(令和3年)から永福寺跡に置かれています。 |
鎌倉:光明寺の大賀ハス2020/06/29
鎌倉:光明寺記主庭園のハス2020/07/12 |
常花(じょうか)・・・okadoのブログ |
毎年7月には 「観蓮会」が催されています。 |
観蓮会では、記主庭園奥の大聖閣に抹茶席が設けられます。 |
鎌倉市材木座6−17−19 0467−22−0603 鎌倉駅東口よりバス「小坪経由逗子行」 「光明寺」下車 |
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