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龍峰院(りゅうほういん)は第十五世約翁徳倹(やくおうとくけん)の塔所。 本尊は聖観音菩薩。 鎌倉観音巡礼第29番札所(聖観世音) もとは八代執権北条時宗が創建した持仏堂だったという。開基は九代執権北条貞時。 約翁徳倹は、鎌倉の路傍に捨てられていたのを拾われたといわれ、蘭渓道隆の下で禅を学んだ。 廃寺となった禅興寺(参考:明月院)、長勝寺、京都の南禅寺、建仁寺の住持も勤めた。 木造地蔵菩薩像、約翁徳倹像を安置する。 |
禅宗では、高僧の塔があるところを塔頭という。 建長寺の塔頭は、その繁栄時には49院を数えたが、現在は12の塔頭が残っている。 |
建長寺は、五代執権北条時頼が宋の蘭渓道隆を招いて開いた日本で初めての「禅専門道場」。 臨済宗建長寺派大本山。 鎌倉五山の第一位。 |
鎌倉市山ノ内8 0467(22)0981 JR北鎌倉駅から徒歩15分 |
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