|
寒川尼(寒河尼)は、源頼朝の乳母の一人。 小山政光の後妻となり、子に結城朝光がいる。 1187年(文治3年)12月1日、頼朝から大功を立てたとして下野国の寒川郡の地頭職と網戸郷の地頭職を与えられた。 1228年(安貞2年)2月4日没(91歳)。 『吾妻鏡』には、頼朝と政子に重く扱われたことが記されている。 死後、所領だった寒川郡と網戸郷は、孫で結城朝光の三男時光と五男朝村がそれぞれ継承。 崇敬していた網戸神社の入口にある寒川尼の墓の傍らには、孫の朝村の墓も建てられている。 |
※ | 『吾妻鏡』では、「寒川尼」は「寒河尼」と記されている。 |
網戸神社は、網戸朝村が築いた網戸城跡に鎮座する社。 |
思川を望む堤防上に建てられた小山政光と寒川尼の像。 |
大きい地図を見るには・・・右上のフルスクリーンをクリック。 |
|