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七里ヶ浜の いそ伝い 稲村ヶ崎 名将の 剣(つるぎ)投ぜし 古戦場 |
極楽寺坂 越え行けば 長谷観音の 堂近く 露坐(ろざ)の大仏 おわします |
由比の浜辺を 右に見て 雪の下村 過ぎ行けば 八幡宮の 御社(おんやしろ) |
上るや石の きざはしの 左に高き 大銀杏(おおいちょう) 問わばや遠き 世々の跡 |
若宮堂の 舞の袖 しずのおだまき くりかえし かえせし人を しのびつつ |
鎌倉宮に もうでては 尽きせぬ親王(みこ)の みうらみに 悲憤の涙 わきぬべし |
歴史は長き 七百年 興亡すべて ゆめに似て 英雄墓は こけ蒸しぬ |
建長 円覚 古寺の 山門高き 松風に 昔の音や こもるらん |
唱歌「鎌倉」は、鎌倉の名所・旧跡を紹介している歌。 文部省が明治から大正にかけて編纂した「尋常小学唱歌」 (教科書)の中に収録されている曲。 作詞は、国文学者で国定教科書の編纂に携わった芳賀 矢一(はがやいち)。 2013年(平成25年)7月にJR鎌倉駅の発車メロディーとして採用されたが、2015年(平成27年)に終了している。 |
JR鎌倉駅の発車メロディーに・・・「童謡・鎌倉」(okadoのブログ) |
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