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鶴岡八幡宮の参道若宮大路の三つの鳥居の呼び方は・・・ 由比ヶ浜にあるのが一の鳥居・段葛の入口にあるのが二の鳥居・太鼓橋の前にあるのが三の鳥居だが・・・ これとは逆の呼び方をしていた時代もあった。 つまり、一の鳥居は「三の鳥居」と呼ばれ、三の鳥居が「一の鳥居」と呼ばれていたということ。 |
これは徳川光圀が編纂させた『新編鎌倉志』所載の絵図。 一の鳥居は「大鳥居」、二の鳥居は「二鳥居」、そして、三の鳥居が「一鳥居」として描かれている。 |
本文には・・・ 「三所に石の鳥居あり。 赤橋(太鼓橋)の前の鳥居より間四町十五間半にして又鳥居あり。 |
二の鳥居と云ふ。 二の鳥居より間、六町四十五間にして鳥居あり。 |
三の鳥居也。 是を大鳥居と云ふ」 と記されている。 |
鶴岡八幡宮は、1063年(康平6年)に源頼義が京都の石清水八幡宮を勧請して創建した鶴岡若宮を前身とし、1180年(治承4年)に源頼朝が現在地に遷した。 以後、武家の都「鎌倉」の中心に置かれ、長く武家の崇敬を集めた。 |
鎌倉市雪ノ下2−1−31 0467(22)0315 鎌倉駅東口より徒歩10分 |
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