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紫式部の泉は、京阪「石山寺駅」の前に国宝『源氏物語絵巻』の3場面をモチーフにつくられた噴水。 |
次男・薫の誕生五十日の祝で、我が子ならぬ我が子を抱く光源氏。 薫は、継室・女三宮と柏木との不義の子。 藤壺との密事を思い合わせる光源氏、そして女三宮と柏木もそれぞれに悩む・・・ |
柏木一 |
柏木二 |
柏木一は、男児を出産した後、衰弱した女三宮を見舞う父の朱雀院。 柏木二は、思い悩んで病に倒れた柏木を見舞う夕霧(光源氏の長男)。 |
琵琶を弾く匂宮とそれを聞く中の君。 薫と中の君の関係を疑っていた匂宮だが、我が子を懐妊していた中の君のすぐれぬ心をまぎわらすために琵琶を弾いて慰めた。 その後、中の君は無事に男子を出産。 中の君との仲に反対だった明石の中宮(匂宮の母)も二人の間に男子が誕生すると祝福している。 |
物語を読み聞かせる右近と絵に見入る浮舟。 匂宮に言い寄られて傷ついた浮舟の心を慰めようと、中の君は絵物語を出させ、右近に読ませた。 薫が慕った大君に生き写しだった浮舟は、後に薫と匂宮の板挟みの中で自殺を決意。 横川の僧都に助けられるが出家。 紫式部の『源氏物語』は、浮舟が薫を拒絶して幕切れとなる。 |
「源氏の間」は本堂の相の間にある部屋。 1004年(寛弘元年)8月15日、石山寺に参籠中だった紫式部は、中秋の名月が琵琶湖に映る美しい景色を見て、『源氏物語』を書き始めたのだという。 最初に書いたのは須磨・明石の巻らしい。 |
「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」は、境内の明王院に設置。 |
石山寺は、紫式部が『源氏物語』を書き始めたという寺。 |
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