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自然・景観に関する記述について、最も適当なものを1〜4から選びなさい。 |
鎌倉にはウメの名所は多くあるが、次のうち世界遺産登録候補地に含まれているのはどれか。 |
1 安国論寺 3 貞宗寺 |
2 瑞泉寺 4 宝戒寺 |
世界遺産登録候補地は、24箇所です。 どれもウメの名所ですが、世界遺産登録候補地となっているのは、瑞泉寺です。 |
六国見山の名前は山頂から6つの国を見ることができたということに由来するが、この6つの国とは相模、武蔵、上総、下総、伊豆とあと1つはどこか。 |
1 駿河 3 甲斐 |
2 常陸 4 安房 |
六国見山と六国峠(天園ハイキングコース)を間違いがちですが、いずれにしても6つの国を見ることができたということから名付けられました。 |
本殿に向かって左には、花の中心が青みがかっていることから「古代青軸」と呼ばれるウメが、右手にはコウバイが植えられており、合計100本以上のウメが2月上旬から3月中旬にかけて咲き誇る神社はどこか。 |
1 北野神社 3 鶴岡八幡宮 |
2 荏柄天神社 4 鎌倉宮 |
「古代青軸」は、荏柄天神社の拝殿左前に植えられています。 拝殿右前のコウバイは、鎌倉で一番早く咲くウメといわれています。 |
古代青軸 |
寒紅梅 |
例年3月下旬から4月上旬にかけて、紅白咲き分けのシダレモモ「源平枝垂れ」の見頃に野点が行われる寺はどこか。 |
1 安国論寺 3 東慶寺 |
2 英勝寺 4 宝戒寺 |
「源平枝垂れ」は安国論寺です。安国論寺には、カイドウ(鎌倉三カイドウ)や妙法桜などが植えられています。 |
鎌倉のカエデ紅葉について、次の説明文で内容に誤りを含むものはどれか。 |
1 | 紅葉前線が鎌倉に訪れるのは、11月頃である。 |
2 | 新年まで紅葉を見ることができる年もあることから、「冬紅葉」とも呼ばれている。 |
3 | 北鎌倉周辺は、海から山一つ隔てられているため潮風の影響が少ないので、ほぼ毎年美しい紅葉が見られる。 |
4 | 瑞泉寺は、境内のある地域が「紅葉ヶ谷」と呼ばれる紅葉の名所である。 |
鎌倉の紅葉は11月下旬頃から。 |
次の説明文で内容に誤りを含むものはどれか。 |
1 | 天園ハイキングコースは、建長寺の鎮守半僧坊権現から鎌倉最高峰の大平山、天園(六国峠)を経て、貝吹地蔵など数々の旧跡を通り瑞泉寺に至る。 |
2 | 犬懸ヶ谷から衣張山の山頂を越えるコースと、名越切通からお猿畠の大切岸を通るコースは、ともに逗子ハイランドの鎌倉市子ども自然ふれあいの森(浄明寺緑地)に至る。 |
3 | 葛原ヶ岡・大仏ハイキングコースは、途中、源氏山公園で銭洗弁財天宇賀福神社と佐助稲荷神社を経て市役所通りに出る道と、高徳院まで至る道の二手に分かれる。 |
4 | かつて北里柴三郎が恩師を案内してともに登った稲村ヶ崎の北方にある峰には、現在も登山道が整備され、山頂に通じている。 |
北里柴三郎は、ロベルト・コッホを案内して霊山山に登ったそうです。かつては、そこに記念碑が建っていましたが、現在は、稲村ヶ崎に移されています。 |
天園 ハイキングコース |
葛原ヶ岡・大仏 ハイキングコース |
衣張山 |
パノラマ台 |
自然・景観について関連あることがらの組み合わせとして誤っているものを1〜4から選びなさい。 |
1 | 源氏山公園・源平池 |
2 | 散在ガ池森林公園・称名寺 |
3 | 六国見山森林公園・稚児塚 |
4 | 鎌倉中央公園・野外生活体験広場 |
源平池は、鶴岡八幡宮の池です。 |
1 | 衣張山・平成巡礼道 |
2 | 朝夷奈切通・曼荼羅堂 |
3 | 鎌倉山・桜道 |
4 | 台峯、山崎・北大路魯山人の庵と窯場 |
2の曼荼羅堂とは何かわかりませんが、まんだら堂やぐら群は名越切通にあります。 |
衣張山 |
朝夷奈切通 |
鎌倉山の桜 |
台峯緑地 |
自然・景観について、次の説明文の[ ]に最も適当なものを1〜4から選びなさい。 |
円覚寺塔頭[ @ ]境内の[ A ]は、『[ B ]』『狂人日記』『故郷』などの作品で知られる中国の作家[ C ]が日本に留学中、円覚寺参禅のお礼に寄贈した株を植えたものである。 |
@ | |
1 桂昌庵 3 龍隠庵 |
2 済蔭庵 4 佛日庵 |
A | |
1 ハクバイ 3 モモ |
2 ハクモクレン 4 ビャクシン |
B | |
1 駱駝祥子 3 阿Q正伝 |
2 屈原 4 白毛女 |
C | |
1 魯迅 3 郭沫若 |
2 老舎 4 茅盾 |
円覚寺塔頭佛日庵のハクモクレンは、阿Q正伝で知られる魯迅から贈られた株です(参考:円覚寺塔頭)。 |
@ 4 A 2 B 3 C 1 |
扇谷上杉氏に仕えた武将[ @ ]は、雨に降られた農家に立ち寄り、蓑(雨具)を借りようとして、農家の娘が差し出す[ A ]の花の意味が分からず憮然として帰ったが、後に、娘が「七重八重花は咲けども[ A ]のみのひとつだになきぞ悲しき」という和歌にことよせて農家の貧しさを奥ゆかしく告げるものであったと知る。その後、自分の教養のなさを恥じて、和歌の道にも親しんだという。[ @ ]の旧居跡にその子孫が建てた尼寺[ B ]の境内には、この故事にちなみ[ A ]の花が今も咲いている。 |
@ | |
1 徳川家康 3 上杉謙信 |
2 北条氏康 4 太田道灌 |
A | |
1 ヤマブキ 3 サザンカ |
2 ハクバイ 4 コウバイ |
B | |
1 壽福寺 3 英勝寺 |
2 海蔵寺 4 浄智寺 |
戦国武将太田道灌は、江戸城を最初に建てた人物で、ヤマブキの伝説が残る武将です。道灌の才能を恐れた上杉定正は、現在の伊勢原市で道灌を暗殺しました。 道灌の子孫英勝尼は、扇谷の道灌の旧居跡に英勝寺を建てました。 |
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