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安国論寺の妙法桜

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安国論寺の妙法桜


 安国論寺の御小庵の横に植えられている山桜は「妙法桜」と呼ばれている。

 日蓮が持っていた杖を突き刺すとそれが根付いたとされる桜。

 正式の名称は「市原虎の尾」(いちはらとらのお)。

 さかさ木で直立には育たず横に広がるという性質を持ち、八重でめしべ一本が杖の形をして外へ飛び出している。

 市の天然記念物に指定されている古木。

 見頃は4月上旬から中旬。



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安国論寺の妙法桜


 妙法桜は、樹齢760年ともいわれる古木のため、枯死が心配されている。

 住友林業の研究所によって後継樹の育成が行われていたが、平成23年、その苗木が公開され境内に植えられた。

 根付けば3年ほどで花を咲かせるという。





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安国論寺の妙法桜
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 安国論寺は、鎌倉に入った日蓮が小庵を結んだ場所といわれ、北条時頼に建白した『立正安国論』を著した寺として知られている。


鎌倉市大町4−4−18
0467(22)4825

鎌倉駅東口より徒歩15分



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