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前鳥神社(さきとりじんじゃ)の創建年は不明だが、相模五社の四之宮とされ、奈良時代の文献に「さきとり」という地名が残されていることなどから、この地に住んでいた人々によって祀られたのが始まりではないかと考えられている(1968年(昭和43年)には、創祀1600年の大祭が催されている。)。 1192年(建久3年)、源頼朝が北条政子の安産祈願のため神馬を奉納した祈願所の一つ。 |
菟道稚郎子命 (うぢのわきいらつこのみこと) 大山咋命 (おおやまくいのみこと) 日本武尊 (やまとたけるのみこと) |
北条政子の安産祈願所 延喜式内相模十三社 |
宇治上神社 (京都) |
宇治神社 (京都) |
菟道稚郎子は応神天皇の皇子。 仁徳天皇の異母弟。 宇治の古代表記は「菟道」。 宇治上神社と宇治神社は、菟道稚郎子の離宮があった地に建てられた社。 関東で菟道稚郎子を祀る社は、前鳥神社と栃木県の野木神社くらいなのだという。 どちらも源頼朝ゆかりの社。 |
拝殿前の松は、希に4本の葉をつけた松葉が見られ、いつの頃からか「しあわせの松」と呼ばれるようになり、「四合わせの松」を身につけると運が開けるのだという。 |
昔、相模国は、相武国と師長国とに分かれていたが、大化の改新以後は統合されて一つの国となった。 毎年5月5日の端午の節句に大磯町の神揃山で行われる「国府祭」(こうのまち)は、相武国の一之宮だった寒川神社と師長国の一之宮だった川勾神社がその座をめぐって争ったという故事にちなむもので、一之宮寒川神社、二之宮川勾神社、三之宮比々多神社、四之宮前鳥神社、平塚八幡宮と、相模国総社といわれた六所神社の神輿が一堂に集う。 |
平塚市四之宮4−14−26 JR東海道線「平塚駅」からバス 本厚木南口行・大神工業団地行・田村車庫行 「前鳥神社前」下車 徒歩5分 |
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