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毛越寺の大泉が池
〜平泉〜

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毛越寺大泉が池


 大泉が池は、東西約180メートル、南北約90メートル。

 毛越寺庭園の中心で作庭当初の姿を今に伝えている。

 池には玉石を敷いた中島が築かれ、南大門前から中島まで反橋が、反対の金堂側からは斜橋が架けられていた。

 橋の四隅に据えられた橋挟石や南の反橋の橋杭は残存し、橋の遺構としては、わが国最古のもの。



 毛越寺庭園は藤原道長の孫・橘俊綱の『作庭記』を基に造られたとされている。





大泉が池・洲浜
舟遊式池泉庭園


大泉が池・築島
築山

 水際から山頂近くまで大小各種の石を立て、岩山の姿を造り出している。


大泉が池・立石
出島石組と池中立石

 荒磯(ありそ)風の出島。
 水辺から水中へと石組が突き出し、その先端の飛び島には約2メートルの景石が据えられている。


大泉が池・洲浜
洲浜

 築山と対照的に造られた砂洲は、美しい海岸線を表現している。


毛越寺・遣水
リンクボタン遣水

 平安時代の遺構としては唯一のもの。。


毛越寺大泉が池
特別史跡・特別名勝

 毛越寺境内は国の特別史跡、庭園は特別名勝に指定されている。

 この2つが重複指定されているのは、小石川後楽園、浜離宮恩賜公園、金閣寺銀閣寺醍醐寺三宝院、平城京左京三条ニ坊宮跡、厳島、一乗谷朝倉氏庭園と毛越寺庭園の9箇所のみ。



リンクボタン『吾妻鏡』が伝える中尊寺

リンクボタン『吾妻鏡』が伝える毛越寺









歴史めぐり源頼朝




毛越寺
リンクボタン毛越寺

 毛越寺は奥州藤原氏二代基衡、三代秀衡の時代の寺院跡。
 2011年(平成23年)、「平泉〜仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群〜」として世界文化遺産に登録されている。


岩手県平泉町字大沢58

JR平泉駅から徒歩7分程度



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