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鶴岡八幡宮の例大祭は、1187年(文治3年)8月15日(旧暦)に、源頼朝が放生会を催し、流鏑馬を奉納したのがそのはじまりとされ、今日では新暦の9月15日に行われている。 午前に例大祭が執行され、午後の神幸祭では、本宮(上宮)の三基の神輿が出御し、宮司をはじめとする神職とともに威儀物を持った諸役が供として連なり、若宮大路を二の鳥居まで渡御する。 午後1時より出御祭が行われ、祭神の応神天皇、比売神、神功皇后をそれぞれ三基の神輿に遷し、1時半頃、大石段下に設けられた御仮屋を出る。 |
例大祭 10:00〜 神幸祭 13:00〜 |
渡御する神輿は本宮の三基。 「鳳凰」が応神天皇、「宝珠」が比売神、「菊」が神功皇后。 |
本宮での神事の後、御仮屋の輿に神さまが遷られます。 2016年まで本宮から氏子が大石段を担ぎおろしていましたが、2017年から大石段下に御仮屋が設けられるようになりました。 |
白張(烏帽子・白衣・白はかま・白足袋)姿の氏子に担がれた三基の神輿は、位冠単衣の神職が騎馬で先導して、御旅所の二の鳥居まで渡御します。 鶴岡八幡宮の神輿は江戸初期のもの(神奈川県の有形民俗文化財)で、普段は、本宮の回廊(宝物殿前)に置かれています(本宮三基・若宮四基)。 |
若宮大路を進んだ三基の神輿は御旅所となる二の鳥居下に安置され「御旅所祭」が執行される。 御旅所祭では「八乙女の舞」が奉仕され、祭事が終わると還御。 |
東京国立博物館の「鶴岡八幡宮祭礼行列之図」には、江戸時代の行列の様子が描かれ、御霊神社が倣ったという面掛行列も描かれている。 |
9月14日 |
9月16日 |
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