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北条時政は、蛭ヶ小島に流されていた源頼朝の挙兵に尽力し、頼朝亡き後も将軍の外戚として鎌倉幕府内での実権を握っていた。 しかし・・・ 1205年(元久2年)閏7月19日、牧の方(後妻)と共謀して将軍源実朝を亡きものにして娘婿の平賀朝雅を将軍に据えようと企てたことから、子の北条義時と娘の北条政子によって出家させられ、伊豆国追放となった。 伊豆の何処でどのように暮らしたのかは定かではないが、1215年(建保3年)1月6日、北条の地で亡くなった。 |
願成就院の本尊阿弥陀如来坐像・不動明王と二童子像(矜羯羅童子・制咤迦童子)・毘沙門天像は、北条時政の発願によって造立された運慶の真作。 いずれの像も2013年(平成25年)、国宝に指定された。 |
北条時政邸跡 (北条郷) |
北条義時邸跡 (江間郷) |
願成就院は、守山の東側の麓に建てられた寺院。 守山の中腹には守山八幡宮があり、北西側には北条氏邸があった。 さらに狩野川の対岸には、北条の分家の江間家の初代と考えられている北条義時の邸があった。 |
願成就院の裏、守山の中腹には源頼朝が源氏再興を祈願したという守山八幡宮がある。 |
静岡県伊豆の国市寺家83−1 伊豆箱根鉄道韮山駅 又は伊豆長岡駅より徒歩15分 |
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