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扇ヶ谷にある相馬次郎師常の墓と伝わる「やぐら」。 師常は千葉常胤の次男で、常胤から相馬御厨を譲り受けて「相馬」を名乗る。 1189年(文治5年)、源頼朝の奥州征伐では、父常胤とともに従軍して武勲をあげ、「八幡大菩薩」の旗を賜った。 『吾妻鏡』によると、1205年(元久2年)11月15日、端坐合掌したまま極楽往生を遂げたという。 扇ヶ谷の鎮守・八坂大神は師常の創建。 |
相馬御厨は千葉常重(常胤の父)によって伊勢神宮に寄進された荘園。 源義朝らの乱入があり、度々脅かされてきたが常胤がそれを回復。 しかし、平氏政権下では佐竹義宗に奪われてしまう。 1180年(治承4年)、源頼朝が挙兵すると千葉常胤はそれに従い、佐竹氏討伐によって佐竹氏から相馬御厨を取り戻した。 |
武蔵大路は、鶴岡八幡宮の赤橋(太鼓橋)から亀ヶ谷、仮粧坂を経て武蔵に向かう道だった。 |
鎌倉市扇ガ谷2−9−1付近 鎌倉駅西口から徒歩15分 |
扇ヶ谷の鎮守八坂大神は、相馬次郎師常が自邸の守り神として勧請したことに始まる。 |
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