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光明寺の三門(山門)は、鎌倉最大の三門(山門)で、間口16m、奥行き7m、高さ20m。 禅宗の五山形式が浄土宗に取り入れられたもので、五本の柱によって間仕切りがされ、中央の3つの間が入口となっている。 二階建てで、一階は日本風、二階が中国風の造り。 現在の山門は、1847年(弘化4年)に再建されたもの。 1495年(明応4年)に建立されたときは、さらに大きいものだったという。 鶴岡八幡宮の表門だったともいわれるが定かではない。 三門(山門)の右側は蓮乗院、左側は千手院。 |
山門に掲げられている「天照山」の扁額は、後花園天皇の直筆で、1436年(永享8年)に賜った。 |
山門楼上 |
山門からの展望 |
三門楼上には、釈迦三尊、四天王、十六羅漢が祀られている。 春の観桜会、秋の寺集、10月のお十夜のときに公開され、材木座海岸、由比ヶ浜、江ノ島を一望することができる。 5月の「秋葉大権現例祭」の稚児行列は、三門(山門)から秋葉大権現へと向かう。 |
春の光明寺展は、『当麻曼荼羅縁起絵巻』の写本をはじめとする光明寺の宝物が公開されるイベント。 山門楼上も特別公開される。 |
観桜会 (3月) |
秋葉大権現例祭 (5月) |
お十夜 (10月) |
桜 |
サルスベリ |
「光明寺裏山の展望」は、光明寺境内から由比ヶ浜の海を一望でき、「稲村ヶ崎」、「十王岩の展望」、「江ノ島稚児ヶ淵」とともに「かながわの景勝50選」に選ばれている。 (参考:鎌倉の海 鎌倉:海の見える寺) |
材木座の光明寺は、後土御門天皇から「関東総本山」の称号を受けた寺。 10月12日〜15日の間は、夜を徹して念仏や御詠歌を唱える念仏会「お十夜法要」が行われる。 |
鎌倉市材木座6−17−19 0467(22)0603 鎌倉駅東口から徒歩35分又は 小坪経由逗子駅行バス「光明寺」下車 |
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