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光明寺の山門の左手にある千手院は、光明寺の支院。専修院と呼ばれていた時期もあった。 開山・創建年は不明。 本尊は千手観音で鎌倉観音巡礼第20番札所。 千手院は、光明寺の僧坊だったと伝えられ、各地からの学僧の修行道場として栄えた。 江戸時代中頃になると学僧が減少し、住職が子どもたちに読み・書き・そろばんを教える寺子屋となり、明治時代には桑楊学校と呼ばれていた(芭蕉の句が刻まれた寺子屋の記念碑がある。)。 |
「春もやや気しきととのふ月と梅」 千手院の境内にある芭蕉の句碑は、千葉からきた住職定賢和尚をしのんで、和尚の教え子の1人が建てた寺小屋の記念碑。 |
材木座の光明寺は、後土御門天皇から「関東総本山」の称号を受けた寺。 10月12日〜15日の間は、夜を徹して念仏や御詠歌を唱える念仏会「お十夜法要」が行われる。 |
鎌倉市材木座6−17−19 0467(22)0603 鎌倉駅東口から徒歩35分又は 小坪経由逗子駅行バス「光明寺」下車 |
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