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貴船神社の例大祭は、「貴船まつり」・「貴船神社の船祭り」と呼ばれ、宮城県・鹽竈神社の「塩竈みなと祭」、広島県・厳島神社の「管絃祭」とともに「日本三船祭」の一つ。 国の無形民俗文化財に指定されている。 |
飾りを付けた東西2隻の小早船(東は東明丸、西は貴宮丸)、櫂伝馬、はやし船が海上を賑わし、神輿が海上を渡御する勇壮・華麗な祭です。 「恩返しまつり」とも呼ばれ、真鶴の基幹産業を支える人たちが安寧な暮らしの加護に対する感謝祭でもあるようです。 町内では鹿島踊りや花山車が練り歩きます。 小早船と鹿島踊りは漁師たちが、櫂伝馬と花山車は石工や石材運搬船の船乗りたちがその役目を担うとされているのだそうです。 |
2024貴船まつり |
これまで7月27日・28日に開催されていましたが、2023年から7月最終の土曜日とその前日に変更されました。 |
貴船まつり〜日本三船祭・源頼朝が祈願した貴船神社の祭礼・真鶴〜 |
2024年(令和6年)の貴船まつり「海上行事」は「東西小早船の水浮け(進水式)」までとなります。 「海上渡御」の実施は見送り、陸路により実施します。 |
2024貴船まつり運行予定表(日程) |
1180年(治承4年)、源氏再興の挙兵を果たした源頼朝でしたが、石橋山の戦いに敗れ、真鶴から舟で安房を目指します。 貴船神社では必勝を祈願した護摩が焚かれたのだそうです。 |
鵐窟 |
頼朝観音 |
真鶴港にある鵐窟は、平家の追手から逃れるため、頼朝が隠れ潜んだという巌窟。 すぐ横には頼朝観音が祀られています。 |
児子神社 |
瀧門寺 |
児子神社は、頼朝が船出をしたという岩海岸にある社。 頼朝に従っていた土肥遠平とその子万寿の悲しい伝説が残されています。 瀧門寺の五層塔は、万寿を葬った塔なのだとか。 |
頼朝は、岩海岸から安房国へ向けて船出したのだといいます。 その後、安房国で再起した頼朝は、大軍を率いて鎌倉入りを果たします。 |
源頼朝も使用した本小松石〜頼朝船出の地:真鶴〜 |
神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1117 JR真鶴駅から徒歩20分 |
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