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真鶴町の貴船神社は、889年(寛平元年)に創建された古社。 真鶴港を見下ろす高台にある。 三ツ石の沖に現れた木像12体と書状を社家平井家の祖先の「平井翁」が発見し、社殿を建てて村の鎮守としたのが始まり。 1180年(治承4年)、源氏再興の挙兵を果たした源頼朝は、社前で必勝祈願の護摩を焚いたと伝えられる。 江戸時代まで「貴宮大明神」(きのみや)と呼ばれ厚い信仰を受けてきたが、明治元年に「貴船神社」に改められた。 |
大国主神・事代主神・少彦名神 |
源頼朝も使用した本小松石〜頼朝船出の地:真鶴〜 |
7月に行われる貴船神社の例大祭(貴船まつり)は、「日本三船祭」の一つとされ、国の無形民俗文化財に指定されている。 |
1180年(治承4年)8月、伊豆国で挙兵した源頼朝は、石橋山の戦いに敗れ、真鶴から安房へと渡った。 貴船神社の石段脇には頼朝が休憩したという石が奉納され、近くには頼朝が隠れ潜んだという「鵐窟」(しとどのいわや)が残されている。 |
源頼朝船出の浜 |
鵐窟 |
源頼朝も使用した本小松石〜頼朝船出の地:真鶴〜 |
本殿へと続く石段は煩悩の数と同じ108段。 清めの石段と呼ばれている。 |
神奈川県足柄下郡真鶴町真鶴1117 JR真鶴駅から徒歩20分 |
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