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鎌倉:妙本寺の鐘楼

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妙本寺鐘楼


 妙本寺の鐘楼は、1934年(昭和9年)の再建。

 1923年(大正12年)の関東大震災で倒壊する前の鐘楼には、徳川綱吉が池上本門寺の五重塔修理のために寄進した浄財の残余金と、壇信徒の寄進によって鋳造された梵鐘が吊されていた。

 妙音を響かせていたというが、第二次世界大戦の際に供出されてしまったのだという。

 現在の梵鐘は、1960年(昭和35年)に鋳造されたもの。



池上本門寺五重塔
リンクボタン池上本門寺

 1282年(弘安5年)、病気のため常陸へ湯治に行くため身延を下山した日蓮は、洗足池で休息した後、池上宗仲邸で死去。

 池上本門寺は日蓮入滅の霊跡に建てられている寺。

 梵鐘は、加藤清正の娘で、紀州藩祖の徳川頼宣の正室となった瑤林院が寄進したもの。

 徳川頼宣の生母・養珠院(お万の方)は日蓮宗信者。

 鎌倉英勝寺の開基・英勝院や太田道灌の末孫らととともに、三島の妙法華寺を再興している。



リンクボタン除夜の鐘:鎌倉〜除夜の鐘が撞ける寺〜




歴史めぐり源頼朝




妙本寺
リンクボタン妙本寺

 妙本寺は、源頼朝の御家人比企能員の邸跡に能員の末子能本が建てた寺。
 この地で有力御家人比企氏が滅亡し、二代将軍源頼家の嫡子一幡が焼け死んだ(参考:比企氏の乱)。


鎌倉市大町1−15−1
0467(22)0777

鎌倉駅東口から徒歩8分



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