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洗足池は、灌漑用水の溜池として造られた池。 この辺りの地名は「千束」。 その由来は、池上本門寺に対する千僧供料(せんそうくりょう)の免田からきていると考えられている(他説ある)。 その後、身延山から常陸国へ湯治に向かう途中の日蓮がこの池に立ち寄り、「休息して足を洗った」という言い伝えが広まって、「洗足」となったのだという。 畔には「日蓮の袈裟掛けの松」(三代目)も残されている。 |
千束八幡神社 |
名馬「池月」 |
洗足池の畔にある千束八幡神社には、源頼朝の名馬「池月」の伝説が残されている。 |
西郷隆盛の留魂祠 |
勝海舟夫妻の墓 |
明治維新の英雄勝海舟は、洗足池の畔に別邸を構え、西郷隆盛と日本の将来について歓談したという。 |
日蓮は、洗足池で足を洗う際に、傍らの松に袈裟を掛けたと伝えられている。 御松庵には、その松から三代目と伝えられる松が聳えている。 洗足池で休息した日蓮は、その後、池上宗仲邸で死去。 日蓮入滅の霊跡には池上本門寺が建っている。 |
鎌倉の長勝寺の日蓮聖人像は、洗足池の畔に置かれていたもの。 大正11年、日蓮は大正天皇より「立正大師」の号を賜り、翌年、それを記念して洗足池に建てられたのがこの像だった。 高村光雲作。 |
洗足池の南東には、「小池」と呼ばれる池がある。洗足池はこの「小池」に対して「大池」とも呼ばれている。 |
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