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逢初地蔵尊
〜熱海:伊豆山〜

編集:yoritomo-japan.com








 2021年(令和3年)7月3日の土石流によってお堂は半壊してしまいましたが、地蔵尊は無事だったそうです。

 2022年(令和4年)7月9日、地蔵堂の復旧作業が終了し、再び地蔵尊が安置されています。


逢初地蔵堂


 逢初地蔵堂(あいぞめじぞうどう)は、北条政子が長女大姫の延命祈願のために、1184年(元暦元年)に建立したと伝えられている。


逢初地蔵尊


 大姫は、鎌倉に人質として送られてきた木曽義仲の嫡男・義高に懐いていたが、父源頼朝によって義高が殺されてしまうと、水も口にできないほど衰弱してしまったのだという。



木曽義高の誅殺

 1184年(寿永3年)4月26日、鎌倉に人質として置かれていた木曽義仲の嫡男義高が誅殺される。



大姫の守り本尊
岩船地蔵堂
リンクボタン岩船地蔵堂
(鎌倉)
義高を祀る社
清水八幡宮
リンクボタン清水八幡宮
(狭山市)





木造宝冠阿弥陀如来像及び脇侍像

 かつて、伊豆山には上常行堂と下常行堂があった。

 下常行堂は豊臣秀吉の小田原攻めで焼失。

 上常行堂は近代まで存続していたが、廃仏によって本尊の木造宝冠阿弥陀如来像と脇侍像は、逢初地蔵堂に移されていたのだという。

 現在は、伊豆山神社境内にある伊豆山郷土資料館に収蔵されている。





逢初橋
リンクボタン逢初橋

 逢初地蔵堂は逢初橋のたもとにある。









歴史めぐり源頼朝




伊豆山神社
リンクボタン伊豆山神社

 伊豆山神社は、古くは走湯大権現とも呼ばれ源頼朝北条政子が崇敬した神社。

 境内には、二人の腰掛け石が残されている。

静岡県熱海市伊豆山上野地708番地1

JR熱海駅からバスで7分


熱海と源頼朝の伝説



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